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サンドアートについて

 

サンドアートは

逆光に照らされた砂の陰影の濃淡だけで描かれた階調の深さと

粒子感が魅力の絵画表現です。

 

近年、絵の動きとメタモルフォーゼを取り入れ た

パフォーマンスアートへと昇華され

世界で注目が集まっています。

砂という自然の素朴なマテリアルと

人間の手だけで表現するネイティブアメリカンや

チベット仏教やナスカの地上絵など

太古の昔から地球規模で続くプリミティブなアートで

人の温もりや柔らかさといったエモーションを

言葉では なく感覚的に伝え

 

人の絆を強めてくれます。 

Shadow on Concrete Wall

今回の特別企画にあたって

 

普段の我々SILTの仕事は、嵐やコブクロといったアイドルや音楽アーティストのライブ出演や映像制作で

国立競技場、京セラドーム、日本武道館、さいたまスーパーアリーナといったステージ

有名企業のTVCM制作や式典への出演といった商業ベースの活動が中心です。

中には、アスタナ万博に日本代表として出演といった、国や都といった行政からの依頼

中学校の教材用の映像制作といった教育の仕事もあります。

美術世界へのアプローチとしては、過去に国立新美術館での、日本アニメーション協会のイベントにおける

サンドアニメーションの上映や国立新美術館のロビーにおいて

フェラーリ日本進出50周年記念イベントでのサンドアートのライブパフォーマンス

対馬博物館での常設上映で対馬の歴史のサンドアート映像を制作してきました。

 

 

わずかにそれだけです。

今回のように大規模なサンドアートの映像上映、ライブパフォーマンス、ワークショップを

「美術館」で行うというのは、私の知る限り過去に前例がない。

 

極めて画期的な試みです。

1996年に、ハンガリーのアニメーション作家フェレンク・カーコによって誕生した

まだ若い芸術分野である「サンドアートパフォーマンス」が

新たなステージに移行していく転換期が訪れていることを感じます。

「抽象絵画の解説を、文章ではなく、サンドアート映像で行いたい。」というご依頼を

軽井沢ニューアートミュージアムからいただいた際には、驚きを隠せませんでした。

しかし

 

実際にミュージアムで作品と松橋館長と向き合い対話をする中で

この企画がいかにサンドアートに適しているかを確信するに至りました。

サンドアートの流動性は、具象にも抽象にも幅広く展開することが可能で

メタモルフォーゼも得意としておりますので、モティーフとなる北海道の情景と

抽象絵画の「橋渡し役」になることが見事にできるわけです。

おそらくは世界初の試みでしょう。

ぜひ多くの世界中の美術家の皆様にご注目いただきたく存じます。

花田和治さんについて勉強していく中で、そしてサンドアートを制作していく中で

花田和治さんの作品の魅力を感じ、花田和治さんの人柄を感じ、一人の人間の人生を追体験するような

シンクロしてゆく不思議な感覚を憶えました。

この貴重な体験をさせてくださった関係者の皆様と

 

花田和治さんに感謝いたします。

 

サンドアート集団SILT 代表 船本恵太